タイ・移住の第一歩を踏み出そう~チェンマイの滞在で感じたこと
海外移住する前に、ネットでいくら調べても得られこと、それは、その国に滞在して感じることです。
旅行して良かった国のなかで、ビザ、物価、治安、気候などの条件が、滞在に向いているなら、数ヶ月(1~3ヶ月)、その国で暮らしてみましょう。
今回は、タイ・チェンマイの滞在中、生活の中で感じたこと(良かったこと、困ったこと)を中心にお伝えし、タイ移住を検討されている方のハードルが、少しでも下がってくれることを願います。
- 良かったこと
簡単にタイの生活が実現できる
⇒ アパート探し、キャッシング、食事、滞在延長、タイ語
- 困ったこと
交通事情、食事(辛い、油っこい料理、甘い飲み物)、大気汚染、暇になる
なお、チェンマイのファイゲーオ通り付近の生活情報は、こちらも御覧ください。
アパート探し
滞在中、初めにすることですが、短期(1~3ヶ月)の滞在では、1ヶ月契約のアパートを借りるのが経済的です。一方、長期の滞在では、1年契約がメインのコンドミニアム(分譲マンション)も選択肢に入ります。
出発前、ネットのサイト(DDproperty , hipflat など)で、物件情報の多いエリアを絞っておきましょう。google翻訳を使って、サイトで問い合わせるのもいいかもしれません。
また、チェンマイの日本語情報誌(ちゃ~お)を取り寄せると、いくつかの物件の広告が載っていました。
初めての方が住みやすいエリアは、大型のショッピングモールが徒歩圏内にあるエリアだと思います。スーパー、フードコート、アパレルショップ、薬局など生活に必要なものが1ヶ所で全て揃うからです。
実際の探し方は、住みやすいエリアの中で、ネットや情報誌で探した物件を、直接、訪れて内見することです。周りに同じような物件があれば、物件のレセプションで直接、家賃や内見を聞くのがいいと思います。
現地で、ホテルに2,3泊する間に、主に徒歩で物件を探すことになりますので、暑いのが難点ですが、英語表記の物件を探せば、外国人が暮らすエリアでは見つかりやすいです。ただ、アパートのレセプションに人が居なかったり、オンシーズンのため満室のことはあります。
海外キャッシング
1ヶ月以上の滞在では、現金を持ち込むより、海外キャッシングのほうが安全です。また、手数料をかなり抑えることもできます。
おすすめは、年会費無料のセディナカードです。繰上げ返済してキャッシングの利息を抑えることができるからです。
返済には、ネットのペイジー返済が便利です。また、タイのATMでキャッシングすると、ATM手数料220バーツと表示されますが、実際のカード明細(Web明細)には、手数料は引かれていないです。
食事
タイ料理であれば、フードコートなどで、ワンプレート40バーツ(約140円)程度から食べることができます。外国人が多い都市では、英語表記のメニューもありますのでとても手頃です。
タイ料理は、辛いのと油っこいものが多いです。店によっては辛さは調節してくれるところもありますし、注文前に辛いかどうか尋ねてみるのがいいと思います。
タイは、甘い飲み物がほとんどです。食事中の飲み物に、ソフトドリンクやフルーツジュースなどを注文すると、毎食、大量の砂糖を摂ることになりますので、セルフサービスの水を飲むことをおすすめします。無料ですし、コップにストローと氷を入れ、容器の水を注ぐだけです。
滞在延長
- ビザラン
ノービザでタイに滞在できるのは30日以内ですが、30日経つ前に、周辺国に出国して直ぐにタイに入国すれば、その日から30日の滞在が可能です。
チェンマイであれば、国境の町メーサーイまで行き、ミャンマーに一時出国します。
ウドーンターニー(東北部の町)であれば、国境の町ノーンカーイまで行き、ラオスに一時出国します。
※ビザランは何回もできませんのでご注意ください。
- 延長申請
イミグレーションオフィスで、一回だけ入国時の滞在期限から30日延長することができます。
ビザランと延長申請を組み合わせると、ノービザで合計90日の滞在が可能です。
タイ語
10時間程度のレッスンで、簡単な日常会話は分かるようになります。外国人のあまりいない地方都市に旅行する場合は、英語が通じなくなりますので、食事の時などに役立ちます。
更にタイ文字を勉強すれば、正しい発音が身についたり、タイ語表記も理解できるのではないでしょうか。
交通事情
タイの人は、ほとんどバイクや車で移動しています。歩いているのは、外国人が多いです。歩行者用の信号機はほとんどなく、車社会です。滞在を始めた頃は、通りを渡るのに苦労しますが、次第に慣れてきます。
歩道も日本のように整備されていませんので、交通事故にはくれぐれもご注意ください。
大気汚染
乾期になると、排気ガスや野焼きの煙のためPM2.5の値が高まります。首都バンコクだけでなく北部のチェンマイでも深刻です。屋外の運動は避けた方がいいです。
暇になる
現地の生活に慣れてくると、毎日がパターン化して暇になってきます。ブログやリモートワークなど、ノートパソコンとネット環境があればでできる仕事(作業)を準備しておきましょう。
バンコク銀行~口座開設後の管理方法
銀行口座を管理するには
リタイアメントビザ取得のために必要な、バンコク銀行の口座を、2019年1月に開設して、約10ヶ月が過ぎました。現在、日本で生活していますが、口座の残高などの情報は、モバイルアプリ(Bualuang M Banking)を利用してチェックできています。
今回は、3つのことをご紹介したいと思います。(SIMカード:AISの場合)
- 口座の維持管理にかかる手数料はどれくらいか。
- モバイルアプリ(Bualuang M Banking)を利用するのに必要な、SIMカードのTOP UP(チャージ)方法。
- TOP UPして延長した電話番号の利用期限を確認する方法。
なお、バンコク銀行の口座開設方法については、以下の記事を御覧ください。
手数料
外国人の口座開設が難しくなっている中、私は、パタヤで代行業者を訪ねて口座を開きました。ノービザでも簡単に手続きできましたが、カードにはデビットカード機能が付いているため、その手数料がかかります。
また、口座の残高が、2000バーツ以下になると、別途、口座維持費がかかります。そこで、口座開設時に3000バーツ程度、入金しました。
カードは、ATMカードと、デビットカード(マスターカード)が一体になったものです。現在、1ヵ月にかかっている手数料は、以下の2つです。
1.については、有効期限の5年後までかかります。この間に、リタイアメントビザを取得し、別の銀行口座を開けば、デビットカード機能がない(手数料のかからない)カードを選ぶことができ、今の口座は閉じることもできます。
2.については、モバイルアプリ(Bualuang M Banking)を利用するための費用です。このモバイルアプリを利用するには、タイの携帯番号を維持していることが必要です。なお、SIMカードは、タイ入国時に空港で購入したものです。
20バーツで、30日間、電話番号の利用期間を延長することができます。この方法については、次に続きます。
モバイルアプリ(Bualuang M Banking)を利用するには
日本に帰国してからも、携帯番号の利用期間を延長するには、タイのSIMカードをTOP UP(チャージ)する必要があります。
タイでは、TOP UPするためのマシンが街なかに設置されていますが、日本では、モバイルアプリ(Bualuang M Banking)を使って、アプリ内でTOP UPするのが便利です。
※ アプリは、口座開設時にインストール済みで、暗証番号も、その時、登録しています。
ログイン後、TOP UPのページに移動し、携帯電話の会社を選びます。私は、AISなので、これを選んで、タイの電話番号を入力し、金額(20バーツ)を選べば、口座から引き落とされ、残高が減っているのが確認できます。
電話番号の利用期限を確認するには
TOP UPはできましたが、電話番号の利用期限は確認できません。確認するためには、モバイルアプリ(my AIS)を利用します。ログイン方法が2通りありますが、指紋認証をおすすめします。
- 指紋認証
- SMS認証
指紋認証は、文字通り、アプリに指紋を登録しておく方法です。ログイン時に指紋認証します。SMSを受信しないので、スマホにAISのSIMカードを入れておく必要がなく、Wifi接続でOKです。
SMS認証は、ログイン時に、タイの電話番号とOTP(ワンタイムパスワード)を入力する方法です。OTPは、SMSで送られてくるため、スマホにAISのSIMカードを入れておく必要があります。また、SMSを受けるためには、国際ローミングの設定も必要です。しかし、この設定は、帰国前にAISショップなどで済ませておく方がいいです。
私の場合、帰国後に国際ローミングの設定が必要だとわかり、AISコールセンターにメールして、パスポートのコピーにサインした写真を送って、設定してもらうことになりました。指紋認証の方が簡単だということは、SMS認証を何回か試したあと気づきました。(^_^;)
その他
アプリで口座の入出金を確認すると、利子が付いており、その利子に対して、15%の源泉徴収税が引かれていました。
まとめ
タイ・スコータイ遺跡をのんびりサイクリング~のどかな観光スポット
スコータイ遺跡とは
タイの観光スポットといえば、南部のビーチ、北部の山岳民族を訪ねるトレッキング、遺跡めぐりなどが人気ですが、スコータイ遺跡は、アユタヤ遺跡ほどバンコクから近くはありませんが、観光客が比較的少なく、落ち着いた雰囲気の中、のんびりサイクリングできる、のどかな観光スポットです。遺跡群は見応えがあります。
スコータイ遺跡は、アユタヤ遺跡はともに世界遺産で、タイ北部にあるタイ族最古のスコータイ王朝(1238年~)の都の跡です。1378年アユタヤ王朝の属国となりました。スコータイ時代の仏像は、戦争が多かったアユタヤ時代と比べ、穏やかな表情をしていると言われています。
私は、2017年3月にスコータイに滞在(2泊3日)しました。遺跡の観光は丸1日あれば、レンタサイクルで、ほぼ廻れると思います。
スコータイへのアクセス
バンコクから、飛行機でのアクセス2通りと、バスでのアクセスがあります。
北部のチェンマイからは、バスでのアクセスとなります。
飛行機を利用される方は、日本からLCCを利用される方と、LCC以外を利用される方とで、到着空港が異なります。それぞれの空港で、乗り換えるのが便利かと思います。
※なお、スワンナプーム空港 ⇔ ドンムアン空港 は無料シャトルバスが運行されています。(約60分、航空券が必要)
飛行機でのアクセス
スワンナプーム空港~スコータイ空港:バンコクエアウェイズのみ(3便/日、80分)
スコータイ空港~スコータイ市街(ホテル):エアポート・トランスファー
ドンムアン空港~ピッサヌローク空港:LCC(10便程度/日、60分)
ピッサヌローク空港~ピッサヌローク・バスターミナル:タクシー
ピッサヌローク・バスターミナル~スコータイ・バスターミナル:バス、60分
スコータイ・バスターミナル~スコータイ市街:ソンテウ、トゥクトゥク
バスでのアクセス
- バンコク・北バスターミナル ⇒ スコータイ・バスターミナル ⇒ スコータイ市街
北バスターミナル~スコータイ・バスターミナル:約7時間
スコータイ・バスターミナル~スコータイ市街:ソンテウ、トゥクトゥク
- チェンマイ・バスターミナル2(アーケード) ⇒ スコータイ・バスターミナル ⇒ スコータイ市街
バスターミナル2~スコータイ・バスターミナル:約6時間
スコータイ・バスターミナル~スコータイ市街:ソンテウ、トゥクトゥク
スコータイ市街は、遺跡のある旧市街(old city)と栄えている新市街(new city)に分かれており、バスターミナルは新市街の外れにあります。宿泊施設は、新市街の方が多いです。
スコータイ遺跡公園へのアクセス
スコータイ遺跡(old city)は、新市街(new city)から西へ14kmほど離れているので、新市街に宿泊した場合は、ソンテウで行くのが安いです。30バーツ。
ソンテウ乗り場は、以下の地図のとおりです。
スコータイ遺跡公園での観光
公園は広大なので、徒歩では厳しく、レンタサイクルがおすすめです(30バーツ/日)。ソンテウを下車した近くにショップがあります。
遺跡公園の入場料は、エリア毎に区分され、それぞれ100バーツ+10バーツ(自転車)です。
その他
- 直射日光を遮るものが少ないので、日焼け止めや帽子をご持参ください。
- 暑い時期は、自転車で汗をかくので熱中症にご注意ください。
- 遺跡の西部(ワット・サパーン・ヒン方面)は、人通りがかなり少ないです。
タイ移住後の収入確保~タイでも続けられるネットビジネス
タイ移住後に収入を得るには
セミリタイアしてタイに移住する場合、現地でも少しの収入は確保したいものです。今回は、実際、私がリタイア後、取り組み始めたネットビジネスの種類と、その進捗をお知らせしたいと思います。ちなみに、私は48歳で、2年後を目処にタイ移住を検討しています。
リタイアメントビザが取得できる50歳になるまで、日本でネットビジネスの収入を確立しておけば、タイに移住した後も収入がなくなる心配はありません。また、就労ビザは必要ありません。
タイに長期滞在中、ずっと観光を続けることは現実的ではありませんので、ある程度、何かをアウトプットする(ネットビジネスをする)と、生活に充実感が得られるのではないかと思います。これは、リタイア後に日本で生活する場合も同じだと思います。
仮想通貨(暗号資産)投資(2017年5月~)
仮想通貨がブームとなった2017年、リタイア後すぐに購入しました。2017年の年末から年始にかけて暴騰し、その後、バブルが弾けて低迷、2019年の春頃から少し持ち直しています。現在は含み損を抱えていますが、仮想通貨の実需が増えるまで長期保有する予定です。
- 保管方法:ハードウェアウォレット(TREZOR)
コインチェックのハッキング事件のように仮想通貨を取引所に預けるのは危険なので、取引しないときは、ハードウェアウォレットに保管しています。また、ハードウェアウォレットは、amazonで販売しているものではなく、正規店から直接、購入しました。
タイの仮想通貨 取引所
タイの取引所とアカウント開設方法は、下記のサイトをご参照ください。
タイ王国で運営されている仮想通貨取引所について | タイで仮想通貨
タイの銀行口座を開設していれば、
- 日本の取引所で、円を仮想通貨に替える。
- タイの取引所に仮想通貨を送金して、バーツに替える。
- タイの銀行口座に出金する。
の手順で、移住後の生活費を日本からタイに送金できそうです。
タイの銀行口座を開設する方法は、下記をご覧ください。
ブログ/アフィリエイト(2019年3月~)
はてなブログ(無料)を始め、約8ヶ月ブログを書いてきましたが、継続できそうなので、今後、独自ドメインを取得し、アフィリエイトリンクを張りながら運営していく予定です。
古着転売(2019年10月~)
店舗仕入れ、ネット販売(メルカリなど)をしています。商圏差と知識差から利益を得るモデルです。
- 商圏差: 店舗の商圏 < ネット(全国)
- 知識差: バイトの知識 < 勉強した知識
- 対象商品:ブランド品で使用感のない安価なもの(1000円以下)。YouTubeなどの情報で高く売れやすいと言われているデザイン、ブランドはめったに見つからないので、マイナーなブランドも対象に含めています。
- 仕入れ店舗:キングファミリー、セカンドストリート、ハードオフなど。主に割引セール期間中(月1回程度)に購入
- 出品準備:採寸、検品、アイロン(シワがある時)、写真撮影
- 利益率:平均30%(まだ、数が少ないです)
- 発送方法:ゆうゆうメルカリ便(ゆうパケット175円、ゆうパケットプラス440円(専用箱含む)、ゆうパック700円~)。ゆうパケットは、らくらくメルカリ便のネコポス195円より安く、厚みも3cmまで可能です。
- その他:写真撮影は、背景の壁をリメイクシートで貼り替えています。
タイでの古着転売(移住後の予定)
タイでは古着は安価に売られており、ヤフオクやebayで日本などに輸出すれば、収益が得られます。
- 仕入先:チャトチャック・ウィークエンドマーケット(バンコク)、タラート・ロットファイ(バンコク)、ロンクルア市場(タイ・カンボジア国境)、古着倉庫(バンコク)など
- 発送方法:タイ郵便局を利用。タイ郵便局のサイトは下記をご参照ください。
- 送料:例(日本に300gのシャツを、小型小包・航空便+一般書留で送る場合)209(124+85)バーツ(752円)。到着まで7日程度かかります。
プログラミング(2019年3月~)
ブログサイト作成のために始めましたが、フロントエンドだけでなくバックエンドを扱う言語にも興味がわき、薄く広くやっています。
収入を得るには至っていませんが、LP(ランディングページ)案件をクラウドソーシングで受注する方法が現実的と思われます。
また、Rubyのオブジェクト指向プログラミングが面白かったので、現在は、同じオブジェクト指向で、人工知能や機械学習の分野でも人気のあるPythonを学習中です。
- 学習メディア:オンライン(ドットインストール、progate、paizaラーニング、udemy)、書籍
- 学習した言語と順番:(HTML、CSS、JavaScript)⇒ Ruby ⇒ Ruby on Rails ⇒ Python
まとめ
- タイ移住の前に、ネットビジネスを手掛けることで、移住後も収入が続く。
- ネットビジネスは、現地の仕事をするわけではないので、就労ビザは必要ない。
- 仮想通貨は、投資以外に、タイへの送金手段としても利用できる。
- タイ・バンコクの古着の仕入先は多い。
- ブログ/アフィリエイトとプログラミングは、まだ収入がないので2年後を目処に収益化していきたいと思います。
タイ・パヤム島でゆったりビーチライフ~タイの穴場ビーチ
パヤム島とは
パヤム島(Kho Phayam)は、タイ南部の町ラノーン沖の小さな島で、マレー半島の西側にあり、ミャンマーとの国境近くにあります。ベストシーズン(11月~2月)でも観光客は少なく、ビーチは、ほぼ貸切状態でゆったり過ごすことができます。
プーケットやサムイ島などの有名なビーチに比べ、賑やかさはありませんが、素朴な環境で、のんびりと過ごすには最適な島です。
私は、2017年の3月初めに、4日間滞在しました。
パヤム島へのアクセス
比較的、楽にアクセスできます。
バンコクの南バスターミナルからラノーンまで、バスでアクセスする方法もありますが、9時間程度かかるので、飛行機でアクセスする方法が楽です。
バンコク(ドンムアン空港)から
ラノーン空港~ラノーン中心部:ソンテウ、50バーツ(1バーツ = 約3.6円)
ラノーン中心部~パヤム島行き船乗り場:別のソンテウに乗り換え、15バーツ
船乗り場~パヤム島:スピードボートで1時間、350バーツ
タイ北部・チェンマイからアクセスすることも、比較的簡単です。
タイ北部・チェンマイから
チェンマイ空港~スラーターニー空港:LCCで約2時間のフライト
スラーターニー空港~ラノーンバスターミナル:ミニバンで約3時間、約300バーツ
ラノーンバスターミナル~パヤム島行き船乗り場:ソンテウ、15バーツ
船乗り場~パヤム島:スピードボートで1時間、350バーツ
※ スピードボートはパヤム島の途中でチャーン島に立ち寄ります。 チャーン島はパヤム島より更に静かな島らしいです。
※パヤム島に着いたら、モトサイ(バイクタクシー)でホテルやバンガローまで乗せてもらいます。50バーツ程度。
パヤム島のビーチとホテル
パヤム島には、アオヤイロングビーチ、バッファローベイ、モンキーベイの3つのビーチがあります。中でも、アオヤイロングビーチとバッファローベイ沿いには、バンガロータイプの宿泊施設が多く点在しています。
私は、バッファローベイに近い、ラビットバンガローに宿泊しました。ビーチまでは約300m(徒歩5分)で、とても静かでリラックスできる場所です。オーナーの方やスタッフはとても親切でした。近くにレンタバイクのショップもあります。
レンタバイクで島を探索
レンタバイクを借りる際、免許証は確認されませんでした。1日約200バーツ。また、バイクにナンバープレートは付いていませんでした。ヘルメットもありません。ガソリンは、瓶詰めなどで売られています。島内に警察はいないようです。
一日あれば、島内のほとんどの場所に行くことができます。
モンキーベイは、他のビーチほど広くはありませんでした。
まとめ
- パヤム島は、ベストシーズンでも観光客が少なく、ゆったりできる素朴な広いビーチがある。
- バンコクやチェンマイからのアクセスが比較的良い。都会の喧騒から離れるには最適な場所。
- 昼間は、ビーチの木陰やビーチ沿いのレストランで過ごしたり、バイクで島内を探索して過ごすのが涼しい。
- 交通量が少ないので、静か。
また、以下の点にご注意ください
- コンビニはありません。
- 両替は、島に入る前にされたほうがいいです。
- 夜間は自家発電しますが、昼間は電気はありません。扇風機の回らないバンガローにいると暑いので、ビーチの木陰で過ごしたり、レンタバイクで島内を廻ったりしました。
- 食費は、離島のせいか、ラノーンの2倍程度します。(例:カオパット(チャーハン)100バーツ)
- 交通は、ほとんどバイクなので道が狭いです。
- オフシーズンは、波が高く、ボートが運行されないことがあり、また、パヤム島のホテルも営業されていないことがあるのでご注意ください。
- スラーターニー~ラノーンまでのミニバンは、途中に検問があり、身分証明書(パスポートなど)の提示を求められる事があるので準備しておきましょう。
タイ東北部でロングステイ ウドーンターニーの生活情報(2019)
ウドーンターニーとは
バンコクやチェンマイの国際都市でロングステイされた方で、外国人がもっと少ないローカルなエリアに長期で住んでみたいと思われた方に、ウドーンターニーの生活情報をお知らせしようと思います。
ウドーンターニーは、タイ東北部の地方都市で、観光スポットは少なく、外国人向けのカフェも少ないですが、適度に発展しており、英語は通じにくいですが、暮らしやすいところです。
私は、今年の3月上旬、ウドーンターニーに10日ほど滞在しましたが、その間、1ヶ月契約できるアパート(ウドンマンション)をネットで見つけ、1週間程度、そのアパートで暮らしてみました。アパート周辺は大学の学生街で、食堂、屋台、散髪屋、コンビニなど生活に必要な店舗が集まっており、不便なく過ごせました。人々はとても親切です。
アクセス
バンコクやチェンマイからLCCの直行便でアクセスできます。どちらも1時間ちょっとのフライトです。
ウドーンターニー空港から市内中心部へのアクセスは、今年の4月からシティーバスが運行しており、一律20バーツです。シティバスのWebサイトは下記のとおりです。
下にシティバスのルート図を載せました。
ウドンマンションまでのアクセスは、空港(赤ルート20番)からBus Linkまで乗車し、青のルートに乗り換えて6番のラチャパット大学で下車するか、Bus Link付近でソンテウ(10バーツ)に乗り換えてラチャパット大学で下車するのがいいかと思います。(暑くなければ、Bus Linkから歩くこともできます。)
ラチャパット大学からウドンマンションまでは徒歩5分程度です。
アパート
ウドンマンションはagodaなどのサイトに登録されているので、数泊の予約をすることはできます。学生が借りていない空いた部屋を外国人にも貸し出しているようです。下の地図では、下の方に赤枠⑥で囲ってあります。近くにラチャパット大学(赤枠⑤)があります。
アパートの部屋の写真を載せます。シンプルで必要最低限ですが、案外使いやすいです。エアコンは天吊り式です。5階からの眺めは良いです(写真)。
- 家賃:ファンルーム(3000バーツ/月)、エアコンルーム(4000バーツ/月)
- 光熱費:電気(7バーツ/Unit)、水道(32バーツ/Unit)、掃除(300バーツ/回)、退去時ルームクリーニング(200バーツ)
- コインランドリー:建物1階にあり、15バーツ~
- その他:ブラウン管テレビ、冷蔵庫なし、ベランダに物干しあり、Wifiあり、1階に小さな売店
学生街
⑤~⑥の付近を拡大すると、下の地図ようになります。⑦の7-Elevenから⑥にかけてのエリア(紫◯)にかけては、食堂や屋台(夕方から)が多く、⑥から東の(黄緑◯)にかけては散髪屋の数が多いです。⑨にも7-Elevenがあり、⑧はフィットネスジムです。
- 食堂:1週間の滞在で、約8箇所に入店しました。英語の表記がないので、チェンマイのタイ語学校(約10時間)で覚えたフレーズを使い、メニューの写真を見ながら注文しました。一品40バーツ程度です。
- 屋台:夕方から⑦の7-Eleven付近で始まります。夕食が足りないときに、買って帰っていました。
- フィットネスジム:地元の筋トレファンが集まるようです。一回60バーツ、月590バーツで安いですが、エアコンはないです。そのせいか??店は「ホットフィットネス」という名前です。
- 日本食:個人経営のラーメン屋(他にもメニューあり)が大通り⑦~⑨の間にありますが、それ以外は、セントラルプラザ(②)まで移動する必要があります。「やよい軒」がはいっていました。
- 両替:ATMはコンビニにありキャッシングできますが、両替の場合は、セントラルプラザにレートがいいと言われている「スーパーリッチ」がありました。
- 散髪屋:地図上の(黄緑◯)に多くあります。カットとシャンプーで200バーツ程度です。
- 交通:なんでも揃うセントラルプラザに行くには、ラチャパット大学前のソンテウ乗り場から44番のソンテウ(10バーツ)に乗ります。また、市中央のバスターミナルはセントラルプラザから徒歩で行けます。その他、ミニバンがセントラルプラザ前から出ています。ノーンカーイやコーンケンへの日帰り旅行に利用しました。
- ビザラン、延長:ウドーンターニーはラオスのビエンチャンに近く、チェンマイでのビザラン(チェンマイ⇔メーサーイ)に比べると距離がかなり短いです。また、ビザの延長手続きは、地図の①にある入国管理事務所で行うことができます。
- 観光スポット:12月~2月頃限定ですが、ノーンハーン湖で「赤い蓮の海」を見ることができます。私はまだ訪れていませんが、次回は時期を逃さず行ってみたいと思います。その他、近場のノーンカーイやコーンケンへの旅行に、地図の④にある鉄道を使うのも旅情がでます。運行本数は少なく、時間どおりではありませんが、まったりした気分に浸ることができます。
市中心部
ウドーンターニーは、地図の②にあるセントラルプラザを中心に発展しています。セントラルプラザまで足を運べば、1箇所で殆どのものが手に入ります。フードコートもあります。ウドンマンションからは44番のソンテウだけでなく、歩いていくこともできます(15分程度)。
セントラルプラザ近くには、ミニバン乗り場やバスターミナル、鉄道駅があるため、観光で訪れる方は、その近くにホテルを予約するのもいいかもしれません。
まとめ
- ウドーンターニーには、他にもあるかもしれないが、外国人が長期で滞在できる安いアパートと暮らしやすいエリア(学生街)がある。
- バンコクやチェンマイに飽きた方は、外国人の少ないウドーンターニーで過ごすのも楽しいかもしれない。
- ビザランがチェンマイより楽にできる。
- 外国人が少ないため英語表記が少ない。
- バンコクやチェンマイより大気汚染は少ない。
- 街はセントラルプラザを中心に発展している。
- 物価はチェンマイより若干安い。(例:ソンテウ10バーツ、チェンマイでは30バーツ)
セミリタイアして良かったこと~2年間を振り返って
自由時間が増える
セミリタイアすると自由時間が増えます。この時間を使って自分の好きなことができるわけですが、私の場合、趣味や自己投資に使っています。
- 旅行:旅行に出かけるのは、連休など人出が多い時期を避け、平日を選ぶことができます。平日なので宿泊費や交通費(飛行機代など)を抑えることも可能で、天気予報を見ながら出発日を決めることもできます。長期の旅行も可能になります。タイのチェンマイに1ヶ月滞在し、現地の生活情報を収集することもできました(下の記事を参照)。
- 読書、ネット動画、ブログ:リタイア前は、仕事から帰った夜にテレビ、新聞などの媒体を通じて、浅く知識を取り込むだけで、社会への関心が薄かったように思います。また、取り入れた知識は、主にテレビからなので、スポンサーの都合のいい情報に偏っていました。リタイア後は、社会について本当のことが知りたいという欲求が強くなり、読書、ネット動画、個人ブログを通じて情報を取り入れるようになりました。最近読んだ本の中で、個人的に良かったと思うものを紹介します。
【基礎知識編】もおすすめです。この本で、MMT(現代貨幣理論)を知ることができました。今まで常識だと思っていた経済の概念が変わります。
常識だと思っていたこと(例)
MMTによれば、上記は誤りであることがわかります。したがって、約20年に渡る政府の経済政策(デフレ対策)が間違いであったことがはっきりします。テレビや新聞などで報じられている情報は、上記の間違った常識が多いですが、これによって国民が騙されていることになります。テレビだけに情報を求めるのは危険です。この本を通じて、社会が良い方向に変わっていくことを強く望みます。
ブログや日記を始めるきっかけとなった本です。今までインプットに偏って情報収集ばかりしていましたが、それをアウトプットすることで、フィードバックが発生し、より深く理解でき、知識が定着します。
- プログラミング学習:ブログなどのWebサイトを作るため、オンラインでプログラミングを学習しています。オンライン学習は、progate、ドットインストール、paizaラーニング、udemyを利用しています。その他、書籍でも学習しています。学習内容はHTML、CSS、Javascript、PHP、Ruby、Railsなどです。オンライン学習は初心者でも気軽に始められます。ある程度理解できてから、書籍などで深く勉強するようにしています。
経済的に良かったこと
セミリタイアする際、年間どれくらいの生活費がかかっているのか、無駄な出費はないか確認しました。出費の内訳を調べ、不要なものや節約できるものは見直しました。これは、老後に向けた資金計画を立てることにも繋がりました。
- 通信費:スマホのキャリアをMVNOに変えました。ちなみに、nuroモバイルの0simを使っています。また、自宅のWIFIは、以前は光ケーブル通信を使っていましたが、割安なWimaxに変更しました。こちらは持ち運びもできて便利です。
- 年金:長生きリスクに対応するため、国民年金は免除申請せず、全額納入し給付額を増やしています。更に、繰り下げ受給すると最大42%増額されるので、81歳以上長生きした場合に有利です。また、お得な付加年金にも加入しました。
- 健康保険:リタイア後の2年目から国民健康保険に加入しましたが、前年の所得により保険料の軽減措置(7割、5割、2割)が受けられます。今は、所得が少ないのでこの制度を利用しています。
- 住民税:前年の所得により非課税の場合もあります。
- 金融機関:楽天銀行、楽天証券、楽天カードの3つが揃えば、楽天経済圏のメリットを生かすことができます。楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス(マネーブリッジ)を設定することで、普通預金金利が0.10%(税引前)になります。また、楽天証券で投信積立を楽天カードで決済することで、100円につき1ポイント得られます(毎月50,000円まで)。これだけで、1%のリターンを得ていることになります。
- もの減らし:フリマアプリを使って不要なものを処分しています。
- その他:コンタクトレンズは通販のRefrearで購入しています。1-Monthタイプの1箱6枚入りで1,500円と格安です。月500円のコストです。
健康面で良かったこと
リタイア後は、社会的な役割が減るため、暇を持て余す生活になるのではと心配しましたが、2年を経過すると生活パターンも決まってきて、健康的に過ごせています。
- 適度な運動:近くのジムに出かけていましたが、今は、収入にもなる作業系の体力を使うバイトで代用しています。短時間のバイトなので、フルタイム+残業で働いていたときのようなストレスや疲れはありません。
- 睡眠:規則正しい生活ができています。1日7~8時間程度の睡眠です。
- 酒:飲み会以外ではビールなど飲まなくなりました。腹回りの脂肪が落ちた様です。
- ルーティーン(日課):
1年目:動画視聴、読書、ジム(運動)だけ
で暇を感じることがありましたが、
2年目:プログラミング学習、ブログ作成、動画視聴、読書、バイト(運動を兼ねて)と増えました。更にバイト料で旅行することもできています。ブログ発信やバイトなどで、社会に対してOUTPUTできており、充実感が増している感じがします。
まとめ
- 生活費の現状把握と見直しで、老後に向けた資金計画ができる。
- ブログ発信、バイトなどで、リタイア前と同様に社会に対してOUTPUTでき、充実感を得られる。
- 自由時間を生かして、趣味、情報収集、学習が充実する。
- ストレスや疲れが少なくなる。