バンコク銀行~口座開設後の管理方法
銀行口座を管理するには
リタイアメントビザ取得のために必要な、バンコク銀行の口座を、2019年1月に開設して、約10ヶ月が過ぎました。現在、日本で生活していますが、口座の残高などの情報は、モバイルアプリ(Bualuang M Banking)を利用してチェックできています。
今回は、3つのことをご紹介したいと思います。(SIMカード:AISの場合)
- 口座の維持管理にかかる手数料はどれくらいか。
- モバイルアプリ(Bualuang M Banking)を利用するのに必要な、SIMカードのTOP UP(チャージ)方法。
- TOP UPして延長した電話番号の利用期限を確認する方法。
なお、バンコク銀行の口座開設方法については、以下の記事を御覧ください。
手数料
外国人の口座開設が難しくなっている中、私は、パタヤで代行業者を訪ねて口座を開きました。ノービザでも簡単に手続きできましたが、カードにはデビットカード機能が付いているため、その手数料がかかります。
また、口座の残高が、2000バーツ以下になると、別途、口座維持費がかかります。そこで、口座開設時に3000バーツ程度、入金しました。
カードは、ATMカードと、デビットカード(マスターカード)が一体になったものです。現在、1ヵ月にかかっている手数料は、以下の2つです。
1.については、有効期限の5年後までかかります。この間に、リタイアメントビザを取得し、別の銀行口座を開けば、デビットカード機能がない(手数料のかからない)カードを選ぶことができ、今の口座は閉じることもできます。
2.については、モバイルアプリ(Bualuang M Banking)を利用するための費用です。このモバイルアプリを利用するには、タイの携帯番号を維持していることが必要です。なお、SIMカードは、タイ入国時に空港で購入したものです。
20バーツで、30日間、電話番号の利用期間を延長することができます。この方法については、次に続きます。
モバイルアプリ(Bualuang M Banking)を利用するには
日本に帰国してからも、携帯番号の利用期間を延長するには、タイのSIMカードをTOP UP(チャージ)する必要があります。
タイでは、TOP UPするためのマシンが街なかに設置されていますが、日本では、モバイルアプリ(Bualuang M Banking)を使って、アプリ内でTOP UPするのが便利です。
※ アプリは、口座開設時にインストール済みで、暗証番号も、その時、登録しています。
ログイン後、TOP UPのページに移動し、携帯電話の会社を選びます。私は、AISなので、これを選んで、タイの電話番号を入力し、金額(20バーツ)を選べば、口座から引き落とされ、残高が減っているのが確認できます。
電話番号の利用期限を確認するには
TOP UPはできましたが、電話番号の利用期限は確認できません。確認するためには、モバイルアプリ(my AIS)を利用します。ログイン方法が2通りありますが、指紋認証をおすすめします。
- 指紋認証
- SMS認証
指紋認証は、文字通り、アプリに指紋を登録しておく方法です。ログイン時に指紋認証します。SMSを受信しないので、スマホにAISのSIMカードを入れておく必要がなく、Wifi接続でOKです。
SMS認証は、ログイン時に、タイの電話番号とOTP(ワンタイムパスワード)を入力する方法です。OTPは、SMSで送られてくるため、スマホにAISのSIMカードを入れておく必要があります。また、SMSを受けるためには、国際ローミングの設定も必要です。しかし、この設定は、帰国前にAISショップなどで済ませておく方がいいです。
私の場合、帰国後に国際ローミングの設定が必要だとわかり、AISコールセンターにメールして、パスポートのコピーにサインした写真を送って、設定してもらうことになりました。指紋認証の方が簡単だということは、SMS認証を何回か試したあと気づきました。(^_^;)
その他
アプリで口座の入出金を確認すると、利子が付いており、その利子に対して、15%の源泉徴収税が引かれていました。