タイ東北部でロングステイ ウドーンターニーの生活情報(2019)
ウドーンターニーとは
バンコクやチェンマイの国際都市でロングステイされた方で、外国人がもっと少ないローカルなエリアに長期で住んでみたいと思われた方に、ウドーンターニーの生活情報をお知らせしようと思います。
ウドーンターニーは、タイ東北部の地方都市で、観光スポットは少なく、外国人向けのカフェも少ないですが、適度に発展しており、英語は通じにくいですが、暮らしやすいところです。
私は、今年の3月上旬、ウドーンターニーに10日ほど滞在しましたが、その間、1ヶ月契約できるアパート(ウドンマンション)をネットで見つけ、1週間程度、そのアパートで暮らしてみました。アパート周辺は大学の学生街で、食堂、屋台、散髪屋、コンビニなど生活に必要な店舗が集まっており、不便なく過ごせました。人々はとても親切です。
アクセス
バンコクやチェンマイからLCCの直行便でアクセスできます。どちらも1時間ちょっとのフライトです。
ウドーンターニー空港から市内中心部へのアクセスは、今年の4月からシティーバスが運行しており、一律20バーツです。シティバスのWebサイトは下記のとおりです。
下にシティバスのルート図を載せました。
ウドンマンションまでのアクセスは、空港(赤ルート20番)からBus Linkまで乗車し、青のルートに乗り換えて6番のラチャパット大学で下車するか、Bus Link付近でソンテウ(10バーツ)に乗り換えてラチャパット大学で下車するのがいいかと思います。(暑くなければ、Bus Linkから歩くこともできます。)
ラチャパット大学からウドンマンションまでは徒歩5分程度です。
アパート
ウドンマンションはagodaなどのサイトに登録されているので、数泊の予約をすることはできます。学生が借りていない空いた部屋を外国人にも貸し出しているようです。下の地図では、下の方に赤枠⑥で囲ってあります。近くにラチャパット大学(赤枠⑤)があります。
アパートの部屋の写真を載せます。シンプルで必要最低限ですが、案外使いやすいです。エアコンは天吊り式です。5階からの眺めは良いです(写真)。
- 家賃:ファンルーム(3000バーツ/月)、エアコンルーム(4000バーツ/月)
- 光熱費:電気(7バーツ/Unit)、水道(32バーツ/Unit)、掃除(300バーツ/回)、退去時ルームクリーニング(200バーツ)
- コインランドリー:建物1階にあり、15バーツ~
- その他:ブラウン管テレビ、冷蔵庫なし、ベランダに物干しあり、Wifiあり、1階に小さな売店
学生街
⑤~⑥の付近を拡大すると、下の地図ようになります。⑦の7-Elevenから⑥にかけてのエリア(紫◯)にかけては、食堂や屋台(夕方から)が多く、⑥から東の(黄緑◯)にかけては散髪屋の数が多いです。⑨にも7-Elevenがあり、⑧はフィットネスジムです。
- 食堂:1週間の滞在で、約8箇所に入店しました。英語の表記がないので、チェンマイのタイ語学校(約10時間)で覚えたフレーズを使い、メニューの写真を見ながら注文しました。一品40バーツ程度です。
- 屋台:夕方から⑦の7-Eleven付近で始まります。夕食が足りないときに、買って帰っていました。
- フィットネスジム:地元の筋トレファンが集まるようです。一回60バーツ、月590バーツで安いですが、エアコンはないです。そのせいか??店は「ホットフィットネス」という名前です。
- 日本食:個人経営のラーメン屋(他にもメニューあり)が大通り⑦~⑨の間にありますが、それ以外は、セントラルプラザ(②)まで移動する必要があります。「やよい軒」がはいっていました。
- 両替:ATMはコンビニにありキャッシングできますが、両替の場合は、セントラルプラザにレートがいいと言われている「スーパーリッチ」がありました。
- 散髪屋:地図上の(黄緑◯)に多くあります。カットとシャンプーで200バーツ程度です。
- 交通:なんでも揃うセントラルプラザに行くには、ラチャパット大学前のソンテウ乗り場から44番のソンテウ(10バーツ)に乗ります。また、市中央のバスターミナルはセントラルプラザから徒歩で行けます。その他、ミニバンがセントラルプラザ前から出ています。ノーンカーイやコーンケンへの日帰り旅行に利用しました。
- ビザラン、延長:ウドーンターニーはラオスのビエンチャンに近く、チェンマイでのビザラン(チェンマイ⇔メーサーイ)に比べると距離がかなり短いです。また、ビザの延長手続きは、地図の①にある入国管理事務所で行うことができます。
- 観光スポット:12月~2月頃限定ですが、ノーンハーン湖で「赤い蓮の海」を見ることができます。私はまだ訪れていませんが、次回は時期を逃さず行ってみたいと思います。その他、近場のノーンカーイやコーンケンへの旅行に、地図の④にある鉄道を使うのも旅情がでます。運行本数は少なく、時間どおりではありませんが、まったりした気分に浸ることができます。
市中心部
ウドーンターニーは、地図の②にあるセントラルプラザを中心に発展しています。セントラルプラザまで足を運べば、1箇所で殆どのものが手に入ります。フードコートもあります。ウドンマンションからは44番のソンテウだけでなく、歩いていくこともできます(15分程度)。
セントラルプラザ近くには、ミニバン乗り場やバスターミナル、鉄道駅があるため、観光で訪れる方は、その近くにホテルを予約するのもいいかもしれません。
まとめ
- ウドーンターニーには、他にもあるかもしれないが、外国人が長期で滞在できる安いアパートと暮らしやすいエリア(学生街)がある。
- バンコクやチェンマイに飽きた方は、外国人の少ないウドーンターニーで過ごすのも楽しいかもしれない。
- ビザランがチェンマイより楽にできる。
- 外国人が少ないため英語表記が少ない。
- バンコクやチェンマイより大気汚染は少ない。
- 街はセントラルプラザを中心に発展している。
- 物価はチェンマイより若干安い。(例:ソンテウ10バーツ、チェンマイでは30バーツ)